アルコール、薬物、ギャンブルその他の依存症や、心の病、生きづらさなどから回復している(回復しつつある)当事者らが回復の喜びを分かち合うイベント「リカバリー・パレード『回復の祭典』 in 神奈川 2024 ~なっても大丈夫、回復はここにある!~」が11月23日(土・祝)午後1時~4時、横浜市中区の象の鼻パーク・開港の丘周辺で開かれます。
主催は、神奈川県内の依存症当事者・家族・支援者らで組織する「リカバリー・パレード『回復の祭典』in神奈川実行委員会」。横浜依存症回復擁護ネットワーク(Y-ARAN)の城間勇理事長が実行委員長を務めるなど、Y-ARANもリカバリー・パレード(リカパレ)の開催に積極的に協力しています。神奈川県、横浜市、神奈川県社会福祉協議会、横浜市社会福祉協議会が後援しています。
リカパレは、当事者、家族、友人、支援者が街に出て、依存症からの回復の姿を社会にアピールするイベントです。依存症や心の病に対する無理解、無知識、偏見を取り除き、回復しやすい社会をつくることを目指しています。
依存症の治療や当事者運動で知られるアメリカのウィリアム・ホワイト氏が2007年に来日し、「東京で回復者らが5,000 人行進したらどうなると思う?」と問い掛けたことなどをきっかけに、2010年から毎年、東京でリカパレが開かれるようになりました。その後、各地に広がり、横浜では2016年から開かれています。
2020年はコロナ禍で中止、2021年は東京・横浜合同でオンライン形式での開催となり、2022年からは対象地域を横浜から神奈川に広げて実施されています。
2022年・2023年と同様、今年も街頭パレードは行わず、回復者や家族、支援者による体験などのスピーチが中心です。リカパレ恒例の琉球太鼓(エイサー)や回復者らでつくるコーラス隊の歌、缶バッジ製作や無農薬野菜の販売もあります。
【イベント概要】
リカバリー・パレード「回復の祭典」in 神奈川 2024
~なっても大丈夫、回復はここにある!~
日時:11月23日(日)13時~16時
場所:横浜市中区 象の鼻パーク「開港の丘」周辺
主な内容
・当事者、家族、支援者のスピーチ
・琉球太鼓(エイサー)(川崎ダルク・相模原ダルク)
・当事者たちの歌(コンサート)(リカパレ東京 コーラス隊)
・スペシャル ボクシング セッション(元・東洋太平洋チャンピオン 坂本博之さん)
主催:
リカバリー・パレード「回復の祭典」in 神奈川 実行委員会
後援:
神奈川県、横浜市、神奈川県社会福祉協議会、横浜市社会福祉協議会
協賛:
あざみ野ファミリー12ステップ、よこはま赤本の会、あざみ野デイリーインベントリー、共依存症からの回復あざみ野、あるとほっと、wing、誠心会、RDP横浜、DARC茅ヶ崎、清川遠寿病院、医療法人社団 祐和会 大石クリニック、障害者就労支援事業所 わくわく
ワーク大石
協力:
横浜マックデイケアセンター、一般社団法人神奈川県断酒連合会、横浜ダルク、相模原ダルク、川崎ダルク、自然農ハコベ
問い合わせ:
横浜依存症回復擁護ネットワーク(Y-ARAN)内
実行委員会事務局
TEL:045-353-9130
FAX:050-6883-8314
メール:rikapare@y-aran.org
【実行委員会からのアピール】
「なっても大丈夫、回復はここにある!」
「アノニミティ(無名性)の伝統を保ちながらリカバリーアドボカシー(回復擁護)の活動に参加する方法」を公開しました。 https://y-aran.org/rikapare/1287/ |