*私は、Y-ARANの理事のほか、神奈川県社会福祉士会会長や神奈川県地域生活定着支援センター センター長などの役職に就いています。

長い間、生活保護ケースワーカーをしていました。その時代には依存症の人たちと「回復」に向けて一緒に歩んできました。その後も犯罪という場面で逮捕・勾留されたり、刑務所に服役したりした依存症の人たちの暮らし再生へ向けての頑張りを応援してきました。

長い付き合いのある別の理事から、Y-ARANが設立される際、NPO 法人を立ち上げるということで声を掛けてもらったのがきっかけとなり、法人設立時から理事として参加しています。

依存症の「回復」は本人の生きる力の回復でもあり、私たちに求められているのは周囲との関係を作り、伴走しながら支援することではないでしょうか。

Y-ARANの定款では「回復の擁護」と「回復の支援」を目的とし、Y-ARANの理念の実現に向け、YRCの事業も行われています。そして相談支援事業や地域との交流、研修会など、やりたい事業や求められている事業もまだまだたくさんあります。これからもじっくり・しっかりと活動を続ける中で、理事という立場ではありますが、回復に向け、ともに歩いて行ける支援を目指していきます。よろしくお願いいたします。