Y-ARANへの期待

顧問 斉藤大法

依存症を持っている人、ひきこもりの状態にある人やその家族が、状況によって変化してゆく悩みや要望に対して相談を受け付けてくれて、対応する適切な施設やグループや人につなげてくれる窓口の存在は、かねてから切望されていました。それが、YARAN という形に結実したことは、ほんとうに頼もしい限りです。

わたしは、Y-ARANというネットワークが、窓口から専門家・グループ・施設へと振り分ける方向だけでなく、専門家・グループ・施設同士ともつながる相互の関係を作ったなら、あらゆることに対応し得る安心システムになるのではないかと思い、また期待しています。

たとえば、私のところで瞑想をし、ある程度回復して少し仕事をしてみたいと思った時にどこへ行ったらいいのか、理解してくれる適切な職場はどこか、応えてくれる。あるいは、相談においでになった方が医学的治療や薬物療法などが必要と考えられた場合、医師や適切な施設などを紹介してくれる。そしてここに関わる人や機関が年に1回でも交流できる機会を持つー。そんなことを期待しています。